海辺より。

日々の事を色々と綴ります

死のない男・∑星のシダ・時間の西方・狙撃手

平沢氏ブームです(いつも)
平沢氏の音楽の中でも朝から聴くのはなかなかのジャンルものかと。。。

何なんでしょう、本当に聴けば何度も繰り返して聴きたくなります。まだまだ、本当にまだまだ知らない曲ばかり。未聴の曲を発見。それ自体に喜びを感じます。

「死のない男」
これはもう曲の旋律が癖になる。面白い。こんなにも色々な音の表現が出来るものか。どうやったらこのような音の構成を作り上げていく事が出来るのか。こういったリズム等を好む方はもしかしたら限られているのかもしれない、聴きようによったら拒否されてしまうかもしれない。音楽はそういうものなのだから当たり前かもしれないけれど私は魅かれました。はい。

「∑星のシダ」
この曲を初めて聴いたとき間奏部分に入る「ピュイッ」という音がまず気に入った。そこから歌詞へ。サビに入る前は何となくおどろおどろしい印象もある。そしてサビは歌詞に泣かされる。おどろおどろしい部分はこれまた人を選ぶのだけれど…やはり同じ答えだが癖になる。サビの「空仰ぎ誰も居ぬと知る 星は星 陽は陽ですらなく 帰ろう人の役割として 深き夜に妄信を洗い」これ、考えさせられました。「私は私」という事なんだと。

「時間の西方」
これもサビのリズムが良い。サビへ行くまでのリズムもいい。あ、つまり全体のリズムですね。笑 つい歌いたくなるんですね。ブレスのタイミングとかとても難しいし、難関である低音部分の「夜は間近と浜辺の砂が 遠く沈む陽の影の牢を出る 千の国さえ砕ける波と にかわいきり立て夢の津波牙をむいて」がめちゃくちゃ難しい。女性ならば特に難しいか。。平沢氏の低音だからこそ良いのでしょう。美しい裏声だとか本当に聴いていて心地よいです。

「狙撃手」
これ!初めて聴きました。(去年ライブでやったらしい…残念。。。見ていない)めちゃくちゃかっこいいです。とにかく「DDT DDT」の部分を聴いて欲しい。ここがたまらなく素敵です。

とにかく総合的に感想を申し上げると…1度聴くと何度も聴きたくなるんですよね。不思議。。歌詞の考察!!とまでは私は正直そこまでは出来ないのですが、聴いていて耳に残る。というか。アルバムによって印象が違ったりしますし、一か所に定まらない曲をこれほど作り上げるとは…と何者なんや!!と思ってしまいます。だけどジャンルは違えど何となく平沢さんは「自分を持て、気づけ」というメッセージを伝え続けているような気もします。

さて…明日は何を聴くかな。。