海辺より。

日々の事を色々と綴ります

クラウス・ノミ

平沢氏の最新アルバム「BEACON」を心待ちにしている中。彼のYouTubeチャンネルから挿入歌2曲が公開された。(これは…太っ腹過ぎやしないか)TIMELINEの終わりとCOLD SONGの2曲である。私はTIMELINEの終わりが第一目的でしたのでめちゃくちゃ嬉しかった。2曲目のCOLD SONGも聴いてみる。…これまた…何というかオペラ調だな、という第一印象。そして何だか鬼気迫る曲。この流れでそう、クラウス・ノミを知る。「ああ、初めて平沢さんがカヴァー曲をやるのか…一度原曲を聴いてみるか」(原曲はヘンリー・パーセルのオペラ『アーサー王』の劇中曲でした。後から知りました。)第一印象。…何だかインパクトのあるアーティストだな…これは…子どもの頃に見たら…怖いと感じてしまうかもしれない、というものでした。(だけど記憶を辿ると見たことあるかも…顔だけ…という印象がある)そしてCOLD SONGを歌っている「声」を聴いたとき驚いてしまった。なんて美しい声を出すんだろう、と。
オペラは今までそんなに、というか殆ど聴いてこなかった私です。敷居が高いというか、これまであえて触れてこなかったジャンルです。でもこの方の歌を聴いた時見入って…聴き入ってしまった。オペラはあらゆる表現力を求められる高度な音楽だと私は思います。気付いたら何度もリピートしていた。そこからもう検索の嵐です(笑)様々な曲を聴きました。その中でシンプルマンという曲がかなりお気に入りに。PVもね、何でかわかりませんが同じく何度もリピートしてしまう!クセになる。ジャンルはニューウェーブ、ロック、オペラ。とにかく第一印象は驚きますよ!色んな意味で。でもねもうこれは彼の個性でめちゃくちゃかっこいい。

彼は39歳という若さで亡くなってしまいます。本当に惜しい方を亡くしてしまったと思います。あの時代にこれほどまでに自身のセンスを活かし続けたカッコいいアーティストはそれほどいなかったのかもしれない。平沢氏の音楽からまさかまさかのクラウス・ノミに出会うとは。

音楽って本当にいいものですね(映画って本当にいいものですねみたい)。こんなふうに様々な方向性に目を向けて好きなものが広がっていく。ありがたいです。今後も何度も聴くでしょう。

とりあえず…早く「BEACON」届いて~~。

 

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まばたきしないその目が素敵。